ハロウィンが終わりましたが、毎年大盛り上がりのハロウィンなど、かすんでしまうほどの鬼滅ブーム。私の住む愛知県にある明治村が鬼滅の聖地なんだとか…？映画のメイン舞台になっている無限列車と、明治村の蒸気機関車がそっくりで、鬼滅ファンは大喜びだそうです。

一大イベント、クリスマスには乗っかろう！

いや～久しぶりの大ブーム、ぜひ！乗っかりたいですよね。でも、乗っかれるのは大企業だけ。鬼滅に乗っかるのは、難しいです。でも、私たちにはこの時期、強い味方がいます！はい！クリスマスです。

最も大きなイベントの一つである、クリスマス。準備していますか？うちは関係ないって？いえいえ、こんなに乗っかりやすくて大きなイベントはそうそうありません。しかも、コロナも対策さえしっかりしていれば大丈夫！と、それこそ10日間の動員数798万人突破の映画、「鬼滅の刃」が証明してくれました。

3つの購買心理トリガー（引き金）

今回は、クリスマス商戦に使えそうな、3つのトリガー（引き金）をご紹介します。これなら乗っかれそう！ってのがあったら、使ってみてください。

トリガー１．ハロー効果

人を評価するとき、目立つ特徴でその人の評価が決まることです。

例えば、よれよれのTシャツに、ボサボサ髪の毛の男性がいます。見るからに「ダサい」と評価されたその男性。実は年商50億の会社経営者だとわかったら。評価は一変、「とても個性的」となります。かな？

シャンプーのCMなら髪のキレイなタレントさんを起用。車のCMも車種によって、ダンディな人、家族が似合う元気な人、などイメージに合わせて起用します。これもハロー効果です。

ハロー効果を使って、あなたの商品・サービスをクリスマス仕様にしましょう！

ラッピング、店内の飾りつけ、割引やキャンペーンの名称、少しくらい無理やり感があっても問題ありません。見た目をクリスマスバージョンにするだけで、乗っかれます！

トリガー２．ストーリー（物語）

本、映画、ミュージカルなど、私たちはストーリーが大好きです。そして、ストーリーにお金を払います。これはセールス、販売にも使われる心理トリガーです。ストーリーはあなたの商品・サービスに命を吹き込むことができるのです。

例えばテレビ通販で、同じ職場の人に声をかけられる60代女性。「どうしたの？疲れてる？」疲れてないのに、どうして？老け顔だから？と落ち込む。そして、家に帰ると娘が「お母さんもこれ使ってみたら？」と、肌色が明るくなるファンデーションを勧めると、性格も明るくなり毎日が楽しくなる。というストーリーで、「欲しい」を引き出します。

アニメのキャラクターなら、著作権の問題がありますが、サンタクロースは一般的なサンタなら大丈夫です！○○（あなたの店名、会社名）のサンタが心を込めて作ったクリスマスクッキーとして、ストーリーにしてもOKです。サンタの格好して作っていれば、たとえ市田さんでも、二田さんでも、サンタさんです！

トリガー３．限定・特別感×インスタグラム

トリガー3つ目は、クリスマス限定、プラチナ会員のあなただけのクリスマススペシャル○○。数や期間に限りがあるものや、特別な条件じゃないと手に入らないものは、魅力的です。限定を手に入れたり、特別扱いされたりって、気持ちいいですもんね。

チラシ、ホームページ、SNS、DM、などありとあらゆる広告で使えます。しかも、限定も特別感も理由をつけるのが大変ですが、この時期だけは理由は考える必要ありません。クリスマスとつければ、年末の在庫処分だとしても限定・特別感が出せちゃいます！

インスタプレゼントキャンペーン

そして、今回はインスタグラムを使って倍返しだぁ～！と日頃の感謝を込めて？というか、クリスマスを利用して？来年の売り上げのためにも、インスタを宣伝に使っているならフォロワーを増やしておきましょう！

あなたの商品・サービスに関連のあるものを、プレゼントとして用意します。必ず関連のあるものです。前の職場で、売っているものと関係のない、ひざ掛けとかタンブラーとかプレゼントしていました。大企業の集客力ならそれでもいいですが、中小はピンポイントで見込み客に集まってもらいたいです。

例えば、ヘアサロンなのに鬼滅のフィギアプレゼントとかは、集客はできるかもしれませんが、ターゲットを大きく外す恐れがあるのでおススメしません。かといって、飲食店が500円割引券5枚分とかだと、特別感がでません。ここは広告費だと思って、いつもより思い切ってインパクトのあるものを用意してください。

ヘアサロンならサロン使用の高級シャンプー、コンディショナー（〇〇円分）とか、飲食店の客単価が低いのであれば、メニュー1品を1年分（12回分）無料など、クリスマスですから♪でも、採算がとれるかの予測計算はしてくださいね。

プレゼントが用意できたら、応募条件を決めます。これは、基本なんでもいいです。指定した条件の写真を撮る、指定エピソードのコメントをしてもらうなど、楽しんで参加してもらえるようなものを考えてください。忘れてはいけないのが、フォローしてもらうことです。応募条件には、必ずフォローを入れましょう。

指定したワードでハッシュタグ（＃）、いいね、コメントなど、フォローといいね、だけを条件にしてもOKです。

インスタを利用する場合の目的は、あなたの商品・サービスに関連したプレゼントに興味のある見込み客集めです。キャンペーンですから、この場合は購入してもらうことが目的ではありません。なので、キャンペーンが終わったら、インスタも終わりでは売り上げにつながりません。

せっかく思い切ったプレゼントを用意するのであれば、来年、プレゼントにかかった費用を回収しなければいけません。フォロワーには有益な情報などを投稿して、見込み客から優良顧客になるようにしっかりフォローする必要があります。

拡散力の大きい、Twitterでのイベント告知も面白いですよね。工夫してみてください。

まとめ

今年はコロナがあり、本当に暗いニュースの多い年でした。ですが、コロナの正体も明らかになりつつあり、人の動きもかなり戻ってきました。また、ステイホームで新たに家での楽しみ方を発見した人も多いのではないでしょうか？

クリスマスは一年で最も華やかで、誰もが楽しめるイベントです。お客さまに楽しんでいただき、あなたも楽しめるものにできたらいいですね♪