日曜日、せともの祭りのイベントに参加してきました。いつもは道路というか交差点?になっているところが舞台です。っていうか道路です。アスファルト。フラダンス踊ってきたんですけど、フラって大地のエネルギーを足からも感じるってやつで、裸足で踊ります。
焦げるでしょ?この炎天下にアスファルトって。。。水撒いてくれたんですけど、ウォーターサーバーの水で、なんてもったいない…。しかも足りない…。
でも、屋外で踊るのはとっても気持ちいいんです。で、サイコーって上を見る振りで、見上げた空は真っ青。雲一つありません。
何が起こったかって、方向感覚がなくなりました。もともとないんですけどね。ん?この後、どっち向くんだっけ?って間違えようもない踊り込んでいた曲なのに。結果、2人で踊っていて、お見合いしちゃいました。もちろん、私が間違っています。
試験やテスト、試合、発表会や舞台、プレゼンも本番には魔物が潜むといいます。この魔物の正体ってなんなんでしょうか?いろいろありますよね。
気負い、自信のなさ、準備不足、緊張、自分を良く見せたい、プライドなど。
まあ、どれもあったかもしれませんが、今回は間違いなく「空が一色だったこと」が一番大きな要因でした。
瀬戸市、高い建物はほとんどありません。大きな橋のある交差点、上を見上げたら本当に空しかありません。しかも、雲一つない。「むなしい」って空しいって書きます。
感情ではなく、もっとロジカルなものなんですが、基点がないって空しいって表現してもいい気がしました。基点がないんです。目標もない。目指すものが一色すぎて広すぎて、どこにもない。次は?と考えなくても、自分の体がすでに覚えているはずの曲が踊れないんです。これ、ビジネスと考えると怖いです。
どんなに準備をしても、自信をつけても、基点つまり、「何を伝えるのか。」が絞られていないと、ぼわっと広く一色。空しいだけです。
「本番に潜む魔物の正体」ってメンタル的なイメージがあります。「間違えてもいいんだ!」「リラックスして!」みたいな。でも、実はロジカルな要素が必要だなと、青空を見て思いました。
ビジネスでの本番ですから、プレゼンや営業、講義かもしれません。製造であればその過程の効率や工程の出来など。ロジカルに何を基点に目指すものは何か?しっかり絞って本番に向かわないと、「空しい」ってなるかもしれませんね。
コンサルハウスHALUNO
余吾悦子