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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

冒険するように「売る」ことを楽しむ
経営者のためのマーケティング学習

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あなたは無料提示で、こんな間違いしていませんか?

昨日は、車検でお泊りしていた車を取りに行ってきました。本当はものすごい雷雨の日に取りに行く予定だったのですが、あまりにすごかったので、車ちゃんには2泊してもらいました。

昨日はまあまあのドライブ日和♪めっちゃギアの入れにくい、ちっちゃい代車で30分ほどのドライブ。ちっちゃいから大型トラックに囲まれると、「きゃ~おーむに囲まれた~♪」と一人でナウシカごっこ。あおり運転とかありますし、トラックデカいから怖いですよね。遊び心で気をそらしてました(^_^;)。

さて、まずは車検の説明を受けました。で、今回、なんと車検が無料だったんです。そう言えば、スズキからリコールのお知らせが封書できてたな~。なんて思っていたのですが無料とは助かる・・・んですけど、なんと言うか「やったー!ラッキー!!」とは喜べませんでした。

なぜなら、、、
私が無料なのに、整備士さんにめちゃくちゃ謝られたんです。

「○○は交換しなくちゃいけないので、交換しました。すいません。」
「△△は勝手に交換しました。本当にすいません。」
「リコールのお知らせの通り、スズキが××円負担します。すいません。」
「残金なんですが、22円ですけど、社長がこちらで持つって言ってるんで、残金はこ
ちらで負担します。すいません。」

ここまで謝られると、なんか悪い気がします。別に22円くらい払いますけどって気分になります。それに、本来、22円でも取らないといけないですよね。何とも昭和的商売です。

今回、リコールなのでってことかもしれません。ですが、通常の無料はお客さまにとっては「得」と思ってもらえるように、演出しましょう。

タダほど怖いものはない。とか、タダより高いものはない。なんて言いますが、それでも「無料」は強力なオファーです。謝ってしまっては、何かあるの?と逆に不安になります。

ジャパネットたかたのように「今回、なんとっ!!」なんて大げさに言わなくてもいいですが、せめて「今回、車検代無料です♪スズキが○○円負担したので、負担内でで
きる交換は全部しました!22円だけオーバーしちゃったので、こちらで負担しますね。」だと、ラッキー感が強いと思いませんか?

提供する側は、無料だからこそ、高い価値の感じるものを提供します。それは、そのまま提供するあなたの信頼や能力を測るものになるからです。無料の提示方法、工夫しましょう。

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子