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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

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経営者のためのマーケティング学習

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違和感のある恩返し

前職のお客様(仮にAさんとします)から、とても仕事が順調という報告メールをいただきました。この4月に転職して新しい会社で働いています。まだ2カ月経っていないのになかなかのポストを任されているようで、1年後2年後のビジョンを上方修正したから報告とのことでした。最後は「もう少し経験を積んだら○○に恩返しがしたい」となっていました。※○○=Aさんが今の仕事のスキルを学んでいた企業

返信をどうしようか考えました。前職のお客様です。普通に「すごいですね」と返信すればよかったのかもしれませんが、、、性格って本当に困りものです。でも彼のこれからを考えるとそんな風にうわべの返信がどうしてもできず、つい正直に返信してしまいました。

恩返しって企業にするものではなく「人」にするものです。

ちょっと古い記憶なので誰が言っていたのか忘れましたが、確かどこかの企業の社長さんが次のようなお話をしていました。

自分が起業してすごく苦しかったときに助けてくれた人たちは、その後、自分がどんなに成長してもその人たちに追いつけない。助けてくれた恩を返したいのにそれができない。と嘆いていたら、その当時助けてくれた人は「未来のあなたを頼ってくる人たちに返してあげればいい」と言葉をかけてくれたそうです。親から受けた恩は子へ、とも言いますよね。

恩返しは未来のAさんのチカラを借りたい人や必要としている人たちに返してあげて欲しいと思いました。転職して間もないのに職場で活躍している実力者です。きっとたくさんの人のチカラになれる人だと思います。そうしてあげて欲しくてちょっと厳しい言い方しちゃいましたが、分かってくれたかなぁ???順調なお仕事報告に水を差しちゃいました。

実は私もその○○という企業にはとてもお世話になりました。だから、これから会うたくさんの人たちにそこで受けた恩を返していきたいです。でもそれはまだまだ先のお話。今はまだたくさんの方の力をお借りして、まずは私がもっともっと成長して強くならなくちゃです。

恩返しをしたいと思うのであれば、それができるほど大きくなって自信をつけてからです。まずは自分自身のことを考えましょう♪

Aさんに嫌われちゃったかな~?まっ営業やってますからフラれるのには慣れてます(^_^;)。

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子