2019/2/25 FB投稿済み
私は長い間、採用される側のお手伝いをしてきました。履歴書、職務経歴書のチェックや、企業の採用担当とお会いして話を聞いたり、自分が転職するのでは?と思うほど転職サイトをチェックしたりしました。現在は反対の立場、採用する側のお手伝いです。視点は異なるものの、本質は一緒です。採用される側もする側も軸を持つ、ということ。
全米で(もしかしたら全世界で?)最も成功しており、人気の高い航空会社の1つであるサウスウエスト航空の創立者の1人ハーバートケレハーはこう言っています。
「技術を雇うんじゃない、姿勢を雇うんだ。 技術なんぞ、いつだって教えられる。」
でこの「姿勢」の基準になるのが「軸」だと私は思っています。ケレハーの言う「姿勢」に含まれるものとは何でしょう?
あなたの会社の理念信条大義(軸)に賛同し、情熱を持ってお仕事をしてくれるという姿勢です。つまり、あなたが会社の理念信条大義(軸)を明確にしておかなければ、お給料は?有休は?社会保障は?服装は?ということばかりを気にする人たちが集まってくるということです。集まってくれるならまだいいかもしれません。
このサウスウエスト航空は様々なビジネス書に登場する頻度が、あのAppleと同じくらいというほどたくさんのビジネス書の著者が注目する企業です。このブログにも今後ちょいちょい登場すると思います。
また南極探検隊の隊長は、こんな求人を掲載して本当に求めている人材を確保しました。
「男子求む。危険な旅。低賃金。極寒。闇のなかでの長い歳月。危険と隣り合わせ。生還の保証せず。ただし成功すれば名誉と称賛が贈られる。」
ふるいにかけたのです。耳触りのいい「探検に同行する男性求む。すばらしい船長の下で働きませんか?」などとはしませんでした。この南極探検隊はエンデュアランス号で航海中難破したにも関わらず本当に求めていた人材、覚悟して応募した人材で形成された隊だったため全員無事生還でき映画にもなった本当のお話です。
これを書いてた時にお隣さんが会社の移動で、お引越しの挨拶に来られました。異動先はドイツだそうです…。そういう季節です。春近しですね~♪
コンサルハウスHALUNO代表
余吾悦子