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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

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経営者のためのマーケティング学習

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あなたの広告に「笑い」はいりません

世の中には思わず笑ってしまうCMとか広告ってありますよね。最近の私のお気に入り、これ何回見ても笑える。そして、自分の実体験で笑えなかった分、思いっきり笑えるのでスッキリするんです。

というのも、あれは5年ほど前のある冬の仕事帰り。夜11時近くの電車は隣と触れるか触れないかくらい程よく満員でした。隣に立っていた若いビジネスマンが結構飲んでたみたいで、かなり酔っていました。で、ペットボトルを取り出して一口飲んだ瞬間、むせたようで…。はい。まるでギャグ漫画のようにキレーイに私の顔に噴出してくれました(^_^;)。

それが、あまりにドンぴしゃ過ぎて、「何してくれとんじゃ~」と突っ込んで大笑いしたかったのですが、空気が…。わかります?想像できます?冬とは言え、暖房の効いた満員電車です。寒いわけがないのに、さむい。私は当事者なのでこれは想像ですが、私がいつ怒り出すか?というような緊張感で辺りの空気がピンっと張っているんです。笑えない…。結局、ハンカチで顔を拭いているフリをして「いやできすぎでしょ!」とこっそり笑っていました(笑)。

だって、酔っ払っている人に何言ったってムダですし、別に高い洋服を着ていたわけでもなく、マスクもしてたんで。あと一駅ってことろでしたし、家に帰るだけでしたし。で、そのビジネスマン、ぼそっと「すいません」って謝ってきたんですけど、それも絵に描いたようにろれつがまわってなくて、めちゃくちゃヘコんでて、やめろ余計に笑えるって思いながら、苦笑いを返しておきました。

シチュエーションが上のYouTubeのCMと似てるので、5年前、笑えなかった分まで思いっきり笑っています。ってムダ話で半分以上、使っちゃいました。で、笑えるんですけど、笑えるだけ。何のCM?と聞かれてもよく分かりません。楽しければいいので、何のCMかなんてあまり気になりません。これは中小企業では大問題です。

大企業はイメージ広告でもいいので、笑えるものでも大丈夫ですが、中小企業はそうはいきません。笑いのインパクトが強ければ、何が伝えたいのか?どころか、何の会社の広告、CMなのかわからないということにもなりかねません。

中小企業の広告やCMで、笑いを取ろうとしてはいけません。面白おかしくする必要はありません。伝えるべきなのは、あなたの商品・サービスがお客様にどう役立つかと、あなたの商品・サービスに対する誠意です。そこはブレないようにしましょう。

「笑い」はよかったら、あなたの従業員、スタッフや家族、大切な人に提供してあげてください♪

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子