今年も1ヶ月がすでに終わりましたね。年頭に目標を立てて、頑張ろう!と張り切っていたけれど、現実は、こんな感じになっていないですか?
これ今日中にやらなきゃいけないのに、なんだかモチベーションが上がらない…。
モチベーションを効果的に上げて、上手く仕事や生活に活用できたらいいですよね。今回は、モチベーションを上げる方法をご紹介します。
モチベーションの種類
そもそもモチベーションとは何でしょう?ヤル気とも少し似ているようです。モチベーションとは「動機」で、その目標に向かうための原因であり、心の原動力のようなものです。
◆目標:早起きしたい!
◆動機:多くの成功者がそうしているので、自分も成功したいから。
このように動機づけすることなのですが、モチベーションには2種類あります。上の例はその考え方で2種類のどちらにも当てはまりますので、例を使ってみていきます。
外部刺激で上がるモチベーション
文字通り、外部からの刺激によって上がるモチベーションです。例えば、目標としている「成功者Aさん」に言われたから、という外部(=Aさん)からの刺激によってモチベーションが上がるものです。
外部からの刺激には、自分ではコントロールできないものを多く含みます。Aさんという自分ではコントロールできないもので、モチベーションを上げるので、もし目標としていたAさんが挫折してしまったら、モチベーションは上がりません。他の例としては、、、
・上司に認められたいから仕事頑張る。
・家族に認められたいから家族サービス頑張る。など
これは自分のやりたいことや、好きなこととは違ったりして逆にストレスになり、モチベーションが下がることもあります。外部刺激でモチベーションを上げることは十分可能ですが、自分でコントロールできないという欠点があります
自分の内側から湧き上がるモチベーション
これは、自分の希望や目標を叶えたいという内側の気持ちから上がるモチベーションです。上の早起きの例だと、Aさんの言葉ではなく、自分自身が描く成功者に近づきたいという、能動的な思いからモチベーションが上がるものです。
自分自身の希望や目標なので、外部からの刺激があるかないかという不安定な要素はありません。あなた自身の内側のことなのであなた自身でコントロールできるものです。
内側からモチベーションを上げる5つの方法
今回はあなた自身でコントロールできる、この内側からのモチベーションを上げる方法をご紹介します。
1.書き出して、モチベーションアップワードを見つける。
まずは、あなたの夢、目標、好きなこと、不満や不安なことでもいいです。思いついたものをできるだけたくさん、書き出してみましょう。書き出したら、その中で「これ!テンション上がる!!」というワードを拾います。テンションが上がれば、自然にモチベーションも上がってきます。
不満や不安なことが多かった場合は、それが克服できた自分を書き出しましょう。その中からテンション上がるというワードが見つかるかもしれません。ちなみに私はドクターモルツ博士の「生きていることは素晴らしい」という言葉です。私の友人はピンクを思い浮かべることで、ピンクならなんでもいいそうです。好きな食べ物を思い浮かべるという人もいます。
ポイントは思い浮かべるだけでいつでも、どこでも、上がることです。例えば好きな食べ物がお寿司だとして、お寿司が目の前になくても思い浮かべるだけでテンションが上がることが前提です。
2.今まで生きてきて、できたことを数える。
人はできないことを考えるのは得意ですが、できていることは「当たり前」になっているので日頃、意識していません。例えば九九や暗算、ママなら子供を産んだことや育てていること、また、魚がさばける、剣道をずっとやっている、などなど。
本来、人はできないことより、できていることの方が断然多いです。他の人から見れば「すごいっ!!」と思うことでも、本人は当たり前になってしまい、自分では全くすごいと感じません。その当たり前を意識して「できている」自分を見つけましょう。
自分に自信が持て、今、力を注いでいることに対するモチベーションが上がっていきます。
3.場所、環境、周りの景色を変える。
●外出して作業してみる。カフェ、図書館、コワーキングスペースなど。
●作業する部屋を変えてみる。いつも自室ならキッチンとか。
●身体の向きを変えてみる。いつも西向きなら南向きとか。
●目の前に行ってみたい場所の景色などの写真を置く。海外でも国内でも。
●一旦、環境を変えてカラダを動かしてみる。ストレッチ、散歩とか。
私は、段ボールで作った手作り踏み台で30分ほど踏み台昇降運動をします(笑)。カラダを動かすと不思議と名案が浮かび、頭もすっきりしますのでおススメですよ。
4.ご褒美を用意する。
小さなもので構いません。自分のモチベーションが上がるご褒美を用意しましょう。目標もご褒美も大きくしてしまうと、逆にストレスになることもありますので、まずは目標を細分化しましょう。小さく達成して、小さなご褒美を継続して、少しずつ大きくしていくことがポイントです。ご褒美は、大きくしなくてもモチベーションが保てるのであれば、大きくする必要はありません。
5.習慣にする。
実は偉業を達成した人や、現在、成功している人たちの多くは、モチベーションを上げるというスキルを必要としません。これは、達観したトップクラスの成功者がやっていることですが、方法の一つとしてご紹介します。
歯を磨くように、目標に向かって淡々と作業をします。それをやらないという選択肢は存在しないほどに習慣化するということです。習慣にしてしまえば、やらなければ気持ち悪いとまで思うようになり、そこにモチベーションを上げるという必要がなくなります。
ただし、動機がしっかりあり、それに向かって継続的に行動することがポイントです。
【例】歯を磨く
動機:歯を80歳になっても健康に保ち、なんでもしっかり咀嚼して美味しく食べたい。
今までの行動:なんとなく全体にブラシが行きわたり、口の中がスッキリするまで磨く。
習慣にしたい行動:歯、1本ずつ、歯茎や歯間も磨き、5分以上歯磨きに時間をかける。
というように、ただなんとなく習慣になっているのではなく、しっかりした動機付けがありそこに対して正しいアプローチを継続して行い、習慣にします。
まとめ
今回は、自分でコントロールできるモチベーションの上げ方をご紹介しました。ですが、あなた自身の「やりたい」「なりたい」という動機は、行動に移さなければ実現しません。あなたの人生を大きく好転させるためのツールの一つとして、モチベーションを上げる方法を使っていただけると嬉しく思います。
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余吾悦子