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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

冒険するように「売る」ことを楽しむ
経営者のためのマーケティング学習

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ITやAIの発達でなくなる仕事もあるけれど

私が最初に就職したのは旅行会社でした。インターネットが電話回線でつながるようになる、多分3~4年前のお話です。航空会社ごとに専用端末があり、JRはJR専用端末があり、チケットはそれぞれの端末で予約して発券していました。

Windowsはまだ一般化されていなかったので、マウスも存在しませんでした。つまりどの端末もそれぞれコードを覚えて入力していました。そんな頃から、あ~この端末が家にあったらな~!ってよく思ったものです。

それが四半世紀経った今では、持ち歩けて、片手で操作できるケータイで、昨日も新幹線の予約したんですけど、ポチッで予約できてしまうなんて、まるで夢のようです。で、これがICカードで乗車できてしまう。25年前にどれだけの人が想像していたでしょうね。

AIもいつの間にか、私たちの生活に普通に馴染んでいて、お掃除ロボットなんて今、使っている人とってもたくさんいますよね。介護や医療、教育、農業などの現場、ビッグデータ処理や、家庭だとレシピ相談や話し相手になる冷蔵庫まであるとか?

もしかしたらあなたのお仕事にも、AIの参入で大きな可能性が増えたりするかもしれませんね。よく、AIにお仕事を取られるとか、AIでなくなる職業がでてくると言われます。あなたのお仕事はどうですか?

でも、どんなお仕事でも必ず人の手は必要になります。ITやAIに任せていい所なのか、それとも人の手を入れた方がいい所なのかは、しっかり見極めましょう。AIでできるんだけど、こだわりで人の手を使っているということも多々あります。

ある老舗の料亭は、敷地が広いため料理運びをAIでやることにしました。それによって従業員の負担が減り、廊下を無人のAIが料理を運んでいるのが珍しく、従業員にもお客様にも喜ばれているそうです。もちろん、お客様のテーブルには人の手で運ばれます。従業員は運ぶ労力的にも時間的にも余裕ができるので接客を丁寧にでき、AI導入投資に見合うだけの売り上げアップも果たしました。

そうかと思うと、こんな無人のお店もあります。ITやAIとは無縁の、人の善意で成り立つ無人の本屋です。IT、AIを使うか使わないか、どちらがいいではなく、仕事を取られるとかでもなく、あくまで人が主役で、人に役立つこと前提で、ITやAIの導入を考えたいですね。

24時間無人営業の古本屋「BOOK ROAD」

でも、なんでもかんでも「アレクサ」や「ふくまろ」に頼むのはどうかと思いますよ(^_^;)!自分でやれや~って、ツッコミたくなります(笑)。

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子