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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

冒険するように「売る」ことを楽しむ
経営者のためのマーケティング学習

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プレゼンテーションで絶対に言ってはいけないこと

先日、電車の中で隣にいたママさん、小さい息子さんをだっこして何かを飲ませたかったようで「ほら、新幹線が通るかもよ。たっくんこれゴクゴクしないと新幹線見れないよ。」たっくん拒否している様子。「たっくん新幹線来るよ!あれのぞみかな?ほらゴクゴクして新幹線行っちゃう。」

ん~ゴクゴクしなくても新幹線は見られるし行っちゃうよ。と心で突っ込みながらムリクリなプレゼンにちょっと苦笑い。そう、私たちは小さな頃から大人のプレゼンを受けて育ち、自分もプレゼンをして大きくなりました。例えばどうしても買ってほしかった変身ベルトとか魔法のステッキとかをおねだりする時。

●欲しくなったきっかけ
仮面ライダーに変身できるんだ!こうやってと振りも付け加える。
ララベルがね持っててこうやって振ると魔法が使えるんだよっ!
※本気で変身できたり魔法が使えると思っていたかは不明です。

●どうして欲しいのか?
クラスのみんなが持ってるよ!
近所のきよみちゃんが見せてくれた!

●クロージング
大事に使うからっ!おもちゃの片付けもちゃんとする!
宿題先にしてから遊ぶから!

●お値段
チラシを持ってきて「ほらこれー!」値段を指さす。

まあこんな順序良くってことはないでしょうけど、あの手この手でどうしてこれが欲しいのかプレゼンしてきました。昭和時代なので例が古いですが、今の子はゲームとかスマホとかですかね。うちの姪っ子なんて小学生のくせにおねだりするの私の服より高いブランド服です。

たっくんママのようなプレゼンは実は営業ではよくやっています。交換条件を出すこと。「○○しないと××だよ」みたいな。今、買わないと割引ききませんよ。これプレゼントしますから買ってください。なんて言ってないですか?

これはやってはいけません。たっくんママの場合はそもそもそのタイミングで飲ませなければいけなかったのか?という疑問があるので例が悪いですが、相手が欲しくなる、ゴクゴクしたくなるように組み立てるのがプレゼンテーションです。割引やプレゼントの説明はしますが、クロージングで交換条件のように出すのは反対に信頼を失いかねません。どうしたらゴクゴクしたくなるのか考えて組み立ててみましょう♪

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子