先回の動画はTVの朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」を題材にしましたので、毎度大きなお世話ですが、今後についてです。
誤情報発言の謹慎処分で、番組からいなくなったコメンテーターの玉川さんは、今後は現場取材をする、ということで収まったようです。
さて、そうなるとスタジオに「後釜」は入れるのでしょうか?
突然!「カリスマ社員が抜けた!」「頼りにしていたスタッフが抜けた!」こんなことはよくあることです。
本来であれば、日頃からの未来予測、PDCAや別の手段で改善までを習慣にしているのがベストです。
ですが、そうでない場合、優秀なスタッフが抜けて大きな穴が開くと、多くの人はその穴を埋めようとします。
世界的大手コンサル会社のマッキンゼーは、組織の平均化は危険として、常に社員の特徴や特性の突出している部分を大切にしています。
つまり、様々な分野の能力が平均的に揃っているより、ひとつの何かが突出している、凸凹のほうが組織活性につながり、生産性が上がるということです。
これを理解していないと優秀な人、人気のある人などの「後釜」って、みんなが嫌がります。大きな穴を埋めなきゃって思ってしまうからです。
後釜、または何か大きな期待をかけてしまっている社員などの重荷をとってあげられるのは、やはり経営者やリーダーである、あなたです。
誰かの穴を埋めるのではなく、別の所にお山を作ってもらえるように導いてあげてください。
マッキンゼーが優秀なのは社員が平均以上にみな優秀!だからではなく、それぞれが自分だけの自慢のお山を持っているからです。
10月20日(木)8:00配信 「ビジネスのたね」より