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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

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人生を変革するためにする3つのこと

コロナ禍で多くのことが、一気に変わりました。今まで常識だったことが通用しなくなることもたくさん出てきました。今、この時代の流れに乗るためには、自分も柔軟に変わっていかなければいけないことも、たくさん出てきましたね。

今までのことが通用しないのであれば、自分が変わらなければいけません。頑なに今までのやり方を守っていては、取り残されるだけです。でも、変わるってどうすればいいのか?を今回は、考えてみました。

経営コンサル大前研一さん流自分変革

もとマッキンゼー日本支社長の大前研一さんによると、自分を変える方法は3つあると言います。その3つが以下です。
●時間配分を変える
●住む場所を変える
●付き合う人を変える

時間配分を変える
毎日24時間の中で、どれくらいムダな時間を過ごしているか?ムダな時間を洗い出し、やりたいことややるべきことに積極的に取り組む時間をつくる。それによって自分のスペックを上げるという感じでしょうか。

住む場所を変える
環境を変えることで、視点が変わる。視点が変われば、考え方が変わり、見えるものが違ってくる。手っ取り早いのが引っ越し。通勤の道や駅を変えるでもいいそうです。視点を変えて、視野を大きく持ち、自分の価値観を変えてくという意味合いですね。

付き合う人を変える
気が合うくらい役に立たない相手はいない。と大前さんはバッサリ!自分のレベルは友達5人の平均値なんてよく言います。手っ取り早いのは転職!でも、転職は3回までだそうです。付き合う人のレベルが変われば、自分のレベルも変わるっていうことでしょうね。

でも、実際は・・・。

大前研一さんのような、エリート経営コンサルであれば、これを「簡単に」変える方法と紹介されても、「ですよね…。」と言うしかありません。でも、凡人の私は、これを変えても変わらなかった、自分を含めた何人かを知っています。

まずは、時間配分を変える。
あなたは、一日のうち、どれくらいの時間を何に配分しているかを、そもそも把握していますか?私は、フリーランスになって1日24時間オールフリーになったとき、恐怖を覚えました。何をどう時間配分していいのか?全く分からなかったからです。

時間配分って、ちゃんと時間配分がある程度できている人、自分が何時間TVの前にいるかを自覚できている人しか、変えるのは難しいかもしれません。

次に、住む場所を変える。
以前アロマの自宅サロンをやりたかった私は、その目的のために何度か引っ越しをしています。で、引っ越して視点を変えたら、自分が変わりサロンが上手く行き始めたか?というと、逆でした。生活のためにしていた仕事の方が忙しくなって、サロンどころではなくなったんです。

忙しくなれば、家がどこにあるか?周りの環境がどうか?を、考える時間も余裕もなくなります。サロン専用の部屋もある家は、帰って寝るだけの場所と化しました。

最後は、付き合う人を変える。
手っ取り早いのは転職です。私は転職も何度かしていますが、自分のレベルに合う転職しかできませんので、当然、どこへ行っても上司の「雰囲気」とか「度量」などはそんなに大きくは変わりません。

面接で何十人もの応募の中から私1人が選ばれた時、上司になぜ私だったか聞いたことがありました。その答えが、「すごい経歴の人もいたけど、うちの会社はそこそこでよかったから。」です。そんなもんです(^-^;。

ただ、変えるだけじゃダメなワケ

この当時、人生を変えたいと真剣に思っていました。でも、なぜ、大前さんの3つを変えても私は変わらなかったのでしょう?大前さんの定説が間違っていたのでしょうか?いいえ、そうではありません。

「私に基準がなかったからです。」

本当なら、今年はオリンピックイヤー!今週から始まるオリンピックで日本中が湧いていたでしょう♪ということで、オリンピック選手を例に基準とは?を見ていきます。

時間配分
そもそもの基準となる時間配分がないと、比較できません。オリンピック選手も、日頃の自分の記録を知らなければ、自分が今回、新記録なのか?調子が悪いのかわかりませんよね。

住む場所
オリンピック選手は開催地の風土、気候に合わせることを、本番までに調整していきます。開催地でベストのパフォーマンスを出すため、勝つことに基準を合わせて調整します。

付き合う人
オリンピック選手にとって、コーチ選任は勝敗を分けるとても重要なことです。自分はどういう練習がしたくて、どうなりたいか?という基準を持って、コーチ選任をします。

では、どうすればいいのでしょう?

大前流を活かすためにする3つのこと

あなたが自分を変えたいと思ったとき、まずは大前さんの3つの「変える」から、自分ができそうなものを1つ選んでください。それから、次に紹介する3つをやっていただければ、1年後のあなたは確実に今の場所とは違う所へ到達していると思いますよ♪

1.イメージする
基準となる理想のあなたを、しっかりイメージしてください。

オリンピック選手はイメージトレーニングも重要視しています。ある実験では、オリンピック選手が自分の種目でイメトレをすると、イメージしただけで心拍数や消費カロリーまで実際にトレーニングした数値に似てくるそうです。

2.実行する
その基準となるイメージに近づけるように実行してください。

当たり前ですが、オリンピック選手もイメージだけでは強くなりません。強くなるための実際のトレーニングをします。ただ引っ越しただけ、転職しただけではなく、理想の自分を基準にして、そこへ近づくためにどこへ引っ越したらいいか?どんな時間配分にしたらいいかを考えて、実行してください。

3.記録する
記録を付けないと、基準がないので成長したかどうかがわかりません。

オリンピック選手が記録をしなかったら全くモチベーションが上がりませんよね。数字にできないものなら、日記やちょっと手帳にメモ程度の記録でも構いません。

まとめ

あなたは、今、どこにいますか?昨年の今頃と比べて、どうですか?日々、なんとなく生きていると、自分がどこに立っているかなんて意識しなくなってしまいます。それで満足であれば、全く問題ないのですが、もし、変わりたい、今のままでは不安、などの思いがあるのであれば、何かを変えてみることをおススメします。

何も変えなければ、来年の今頃も同じ立ち位置です。あなたが経営者であれば、来年が今年と同じ場所にいるなんて、恐怖でしかないと思います。

人は、ただ知識として知っているだけでは、意味がありません。知識の量では人は変われません。あなたが自分の人生を本気で変えたいと思うのであれば、基準を見つけて実行することです。

あなたも私も、今日が、昨日より一歩でも半歩でも進めますように♪