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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

冒険するように「売る」ことを楽しむ
経営者のためのマーケティング学習

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怒るおじさんと、拒むおじさんの反応後

先週、新幹線内での出来事。通路挟んで私のお隣の人の飲み物を、通行人が荷物で引っかけて落としちゃいました。そのまま通りすぎようとしたところ、お隣の人は「あんたがこぼしたんだから拭いて!」とその通行人に怒っています。

と停車していた新幹線が動き始め、お茶なら良かったのですが、ココアみたいな濃厚な甘い香りの飲み物は、通路を流れ始めます。通行人のおじさんは慌てて、ティッシュで飲み物の流れを止めようとしますが、ティッシュではムリ。

お隣の怖そうなおじさんは、すぐ席を外しちゃったので、乗務員さん呼びに行こうとしたら、少ないティッシュで拭いているおじさんの両脇からティッシュを持った手が!周りの人が、これ使ってとみんな差し出してるんです。ホントに日本人ってこういう所、ステキ♪

と一瞬は思ったのですが、おじさんがいいですって受け取らないので、いつまでも出ている手が邪魔で、駅員さん呼びに行けない!まさかそんな善意の手に通してくださいと言う勇気もない。おじさんも周りの人も気持ちは分かるけど、ここは乗務員さん呼んだ方が早いって~!と、思っていたら乗務員さんが拭くもの持って来ました。席を外した、被害者の怖そうなおじさんが自分で呼びに行ったみたいです。

結局、一番冷静な判断をしたのは被害者本人でした。でも飲み物こぼされちゃって落ち込んでるのか、怖そうなおじさんはテーブルにうつ伏せになってずーっと居場所がなさそうに寝てます。(私からそう見えただけかもしれませんが…)

そのおじさんはどうかわかりませんが、私は何かあってムカッとすると、すぐ言葉がきつくでちゃいます。で、あとで落ち込むパターンです。それに加害者のおじさんのように、焦っていると自分で何とかしようと、誰かの善意もいいです!って言っちゃいます。頼るなんて情けないって思っちゃいます。

「刺激と反応の間には選択の自由がある」

ご存知、名著「7つの習慣」のこれは習慣のお話に入る前のパラダイム(思い込み)の原則に出てきます。嫌なことをされたり、言われたりした時や余裕のない時、思わずすぐ感情のままに反応してしまいます。でも反応する前に一呼吸おいて考えると、その刺激に対してどう反応するか選択する自由がありますよってお話です。

イヤなことに怒るのも冷静に言うのも、善意に対していいですと拒むのも、ありがとうとお礼を言うのも、すべてあなたの選択で、その後のあなたの気持ちが決まります。その選択の自由があることを、忘れないでおきたいですね。

他人事だから偉そうに言ってますが、どちらも私がにがーい経験をしたことです。今でも、取り消せるなら取り消したいと思うくらい。だから、私自身、心にちゃんと留めておきたいことです。

おススメ本:「7つの習慣」(Amazonサイトに移動します)

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子