昨日は、朝から専門学校の講師会議でした。先週の土日も、内容も対象も違うのですが、2日間、缶詰でみっちり講師の研修みたいなのを受けてきました。こちらは主に経営者が対象なので、18、19才の専門学校生とは全く違います。
例えば、服装。土日の研修メンバーはほぼ男性だったので、男性の講師としての身なりについても説明がありました。シャツの襟の形状、ネクタイ、ネクタイピンの役目、靴の形にも格式があって、どれが一番格式が高いかなど、聞いたことも考えたこともないようなことを教えていただきました。それを私が活用することはないですが、経営者相手のセミナー講師なら、知っていると知らないでは、大きく違いますよね。
土日は経営者相手のこと、続けて昨日、月曜日は若者相手のこと。内容も対象も視点も目的も違ったのですが、たった1つだけ、よく出てきた共通ワードがありました。これは私も心がけているのですが、
「褒める」です。
ここからは、私の持論ですが、「本気で褒める」ことが大事です。お世辞を言うとかとりあえず、「すごいですね!」と言うとかは絶対にダメです。お世辞かどうかは小さい子供でも見抜きます。相手をよく見て、本当にすごいとか、ステキと思ったことを褒めてください。褒めるのは本気なら何でもいいんです。むしろ、本気ならほぼ相手も気を使っている所、自慢したいことや考えなどです。
見た目、身につけているもの、服装以外にも、考え方、趣味、仕事内容など。あらゆるところから、本気で褒められるところを探してください。誰でも一度は褒められたことがあります。褒められたことって覚えてたりしませんか?
私は学生の頃、英文タイプのタイピングを褒められました。それで、パソコンを学習しました。あれから30年近くたった今でもご縁あってパソコンの講師をしていますが、あの時、褒められたからだと思っています。
褒めるパワーはすごいです。こんな風に一言が人の人生に大きく影響するんです。
土日の研修では、1日の研修を振り返ったレポートの優秀者1名を豪華ランチにご招待していました。(残念ながら私ではなかったです。豪華ステーキだったそうです。)月曜の講師会議では、授業内容の優れた講師に賞をつくる予定だと言っていました。
あなたの会社ではどうでしょうか?スタッフ、従業員を褒めていますか?または褒める制度はありますか?定期的に褒められるところや、きっかけを考えてみてください。きっと彼らの仕事に対する動きが変わってきます♪ポイントは本気!ですよ。
「褒められたい」は老若男女、全世界共通の思いです。上手に評価してあげてください。
コンサルハウスHALUNO
余吾悦子