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コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

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企業の姿勢を決めるのはやっぱりあなたです!

吉本興業とワタナベエンターテインメント(ナベプロ)の闇営業問題、めちゃくちゃ話が大きくなっていますね。きっと大きく取り上げるべき内容なんでしょうね。

あまり内容に興味はないのですが、今回のナベプロと吉本の企業としての対応が大きく違ったことが、ネットで取り上げられていて興味深かったので、勝手に感想を述べたいと思います。

以前にSNS炎上(6/12)のブログでご紹介した、企業法務の第一人者である中島弁護士の信頼回復の三大要素を、ナベプロはすべて誠実に回答していました。

<信頼回復の三大要素>()は今回のナベプロの対応です。
・謝罪
・原因究明(認識が甘かった。金銭授受、税金についての解明など)
・再発防止(コンプライアンス強化、研修を取り入れるなど)

それに対して、吉本は会社の姿勢を見せたということで、世間はナベプロは信頼できて、吉本はいい加減という印象になってしまったようです。

中でも大きな違いだと思ったのは、「謝罪対象」です。企業として「誰」に対して謝罪しているのか?吉本は自社や取引先に対して謝罪していました。そういうつもりはなかったかもしれませんが、そう取られてしまう内容でした。

それに対して、ナベプロは世間や被害者(特殊詐欺グループが主催した会合なので、詐欺にあわれた被害者の皆様という意味)に対して謝罪をしました。

これが、大きく世間の印象を分けたと思います。企業の姿勢ですね。そう考えると、一個人がたとえ有名タレントであっても、どんなに影響力のある従業員であっても、経営者以上の影響力を持つのは難しいです。

仕事がめちゃくちゃできるカリスマタレント(従業員)が、どれだけいようが、企業の姿勢(理念・信条・大義)を決めるのは経営者であるあなたです。私はこれを軸と表現しますが、ここでは姿勢で統一します。

スタバの経営者であるハワード・シュルツは2000年代、最盛期から81%も下落した株価をV字回復させました。その時したことは、、、

「従業員との魅力的なビジョン(姿勢)の共有」です。具体的には「居心地の良い空間を提供する」というビジョンを改めて従業員と共有し、再び従業員のやる気を引き出しました。

「姿勢」をしっかり決めたら、従業員と共有しましょう。姿勢が決まっていなかったがために頑張ってくれていた従業員を切るなんていうのは、本当に残念なことです。

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子