昨日は、専門学校の前期授業の最終日でした。前期テストも終わり、30分ほど時間があったので、フリートークの時間としました。と言っても、当然、自然発生的に議論が始まることは考え辛いので、お題を用意してみんなに意見を聞きました。なかでも、一番興味深かったのが、タイトルの問いに対する答えです。
「どんな社会・世界になったらいいですか?」
若干、宗教チックに感じるかなと思ったのですが、身近な社会でもいいし、大きく世界でも構わないと言うと、意外にも素直に答えてくれました。
・もっと家族を大切にして、仲良くすればいいのに。お父さんを嫌う娘とかいるじゃないですか。そういうのイヤです。という、反抗期がなかったという優秀な男の子。
・お金を使って減っていくという感覚が嫌いなので、物々交換で成り立つ世の中になって欲しい。というバイトで売上№1になったのに、最近そのバイトを店長とケンカして辞めた女の子。
・違う意見であっても、人はそれぞれ考え方が違うから、それを認めて欲しい。自分のことでもないのに、間違ってるとか、無関係なのにムカつくとか攻撃的になるのをやめてほしい。という、バイト三昧で出席点もテストの点数もギリギリだった男の子。
・みんな周りの人に無関心になれば、人間関係に疲れたりせず、もっと気楽に生きられるのに。その方が絶対にラクだと思う。という、今回は選択授業だったので単位関係ないにも関わらず、何もかも満点に近かった女の子。
他にも、韓国と仲良くしてほしいという時事ネタや、年金の事などありました。
私の周りにほとんど生息しない、20歳前後の子たちの貴重な意見です。どうでしょう。興味深くないですか?こじつけかもしれませんが、みんなに共通している点が一つだけ。それは、視点の角度が違っても、「平和な関係を望んでいることはみんな一緒だね。」ということでした。そう伝えて、このメンツでの授業はこれで修了です。
彼らに直接は言えませんでしたが、今の自分自身へも含めて、またYouTubeで恐縮ですが、ここからそっとこの動画をエールとして送ります。
これで終わりだと思ったら、メンツ違うけど後期もあるってよ~(^_^;)。話が違うよ~ん!結構、気力体力使います。。。
コンサルハウスHALUNO
余吾悦子