あなたの商品・サービスに個性はありますか?売れてる所のマネをすると言っても全く同じようにコピーできるわけではありません。また、今までと同じことをやっていれば同じ結果しか出ないし、競合と同じようであれば埋もれてしまいます。
そこであなたの商品・サービスに個性を見つけましょう。マーケティング用語ではUSP(Unipue selling Proposition)「独自の売り」というやつです。…と言われても、これに個性なんてどうしたら?って思いますよね。
実際、見つけるのは難しいのですが、キャッチコピーと言いきってしまう人もいるように、キャッチコピーとも取れます。さすがだなと思って見てしまうのがiphoneです。
iPhoneXR iPhone史上最も長いバッテリー駆動時間を「きっとあなたが先に電池切れ」と表現しています。
去年、扇風機が1台壊れちゃいました。で、新しく買おうと思っているのですが、すごーく魅かれているのが、バルミューダの3万円する扇風機。なぜ3万円もするのに???グリーンファンと名のついたこの扇風機。自然の風に近いんです。扇風機独特の渦がないらしく、自然に吹きぬける平らな柔らかい風を生み出すんだそうで。「自然界の風を再現する」と飛ぶように売れています。
私が直接お聞きした中でも、「やっていることが日本では少数」だったり、「取扱いが愛知県ナンバー1」だったり、詳細は省きますが「えっ?それすごくないですか?」っていうことを、どこにも紹介していないっていうことがありました。
何が言いたいかというと、、、
・iPhoneのように、特長をお客様の立場にたった表現方法に変えてみたり
・バルミューダの扇風機のようなこだわりを、想像できる言葉で表現してみたり
・実は経営者であるあなた自身がUSPを持っていたり
で、USPができたりします。あなたの商品・サービスは、あなた自身がいいと思っているはずです。こんなの売れるわけないと思っているのであれば、それはまた別の話ですが、そうでないのであれば、そこにウリはあります。それを独自の表現で表してみましょう。
ポイントは「具体的に」です。お客様が想像できてしまうほど具体的、もしくは数字で表すといいです。と言ってもすぐに思いつくわけでも、簡単に湧いてくるものでもありません。自分で自分のことはなかなか分からないもの。そんな時はお客様の声を参考にしてみましょう。そこに答えが見つかるかもしれませんよ。
コンサルハウスHALUNO
余吾悦子