fbpx

コンサルハウスHaluno マーケティングアドバイザー

冒険するように「売る」ことを楽しむ
経営者のためのマーケティング学習

  1. HOME
  2. 10万円のヒョウ柄シャツを買った理由

10万円のヒョウ柄シャツを買った理由

10月のハロウィンが終わると、いよいよ12月のクリスマス商戦に突入ですね。クリスマス限定コスメとかだと、もう10月から販売しているので、遅いっちゃ遅いですが、今からでも間に合うものもあります。クリスマス商戦に乗っかると「限定」出しやすいです。

大昔、私は限定というより1点ものに弱かったです。10代の頃、1点ものって言われただけで10万円もする、大阪のおばちゃんが着るようなシャツを買ったことがあります。どんなのかって?ピンクのヒョウ柄です(笑)!もちろん、バイト代1ヶ月分、全部使ってですよ!バカですね。

まあ、ヒョウ柄はバカですが、これをうま~く使っている有名企業はたくさんあります。例えば、フェラーリ。お金持ちの仲間入りしたい人なら、憧れでしょうか?

・新車のシークレット発表会にはドレスコードがあります。
・予約金を支払っても納車時期未定です。
・価格も分からないときがあります。
・しかも、納車されない可能性もあります。

それでも予約する人がいて、オーダーストップがかかります。ってどんだけ稀少性を出すのでしょう?これ、すべて「限定」という特別感をだすためです。もちろん、それなりの性能があるんだとは思うんですよ。でも、爆発的人気にしているのは、稀少性、特別感、限定という要素です。

「ダイヤモンドは永遠の輝き」のCMで大ヒットしたデビアス。ちょっと古いですかね。これはホントかウソかわかりませんが、ダイヤモンドってめちゃくちゃ獲れるらしいです。で、稀少価値を出すために、大量に海に捨てたとか…。

まあ、大げさな表現をしているだけかもしれません。でもどちらにしても、今でも稀少性がある本物のダイヤは、高価なものと誰もが認識しています。

生産が少ない。期間限定。1点もの。オリジナル商品。その種類の中で跳び抜けて高価(車の中のフェラーリ)。ナンバリング商品(何かの記念で001~100までナンバリングして生産された時計とか)。

というように、自分だけとか、選ばれた人が数人しか持てないとか、限られた人数しか買えないものって、欲しい!という気持ちが強くなります。手に入れたいって思っちゃいます。似たようなもので安価で手軽に購入できるものが、あったとしてもです。

あなたの商品やサービスを、フェラーリ仕様にできないか?特別感、稀少性、限定感をだせないか?せっかくのクリスマス商戦です。ちょっと考えてみるのも面白いと思いますよ♪

コンサルハウスHALUNO
余吾悦子